Love-Anyu Strikes!
はじめに: 音を出せる環境の人はこの曲をBGMとして再生しながら読んでもらえると嬉しいです。
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「明るさの中にどこか影や憂いを感じさせる人」に強く心惹かれてしまうタイプなので、エヴァなら当然アスカ派なのだけれど、広瀬晏夕さんの存在を知ってから今日までの直近5週間くらいずっとアスカのこと、そしてエヴァのことをぼんやり考えている。考えているというか、通奏低音のように心の中に常にあるといった方が正しいかもしれない。せっかくの連休だし絶賛Stay Home中なので、そういうぼんやりした考えを一度言葉にまとめておこうと思う。
惣流・アスカ・ラングレーというフルネームの語感の良さが好きだったし、氏名はアイデンティティを構成する大きな要素だと思っているので、エヴァ破でアスカの姓が式波に変わった際にはそれなりにショックを受けた。同様に、耳が早い友人から広瀬晏夕さんのことについて連絡を受けた時の衝撃のうちの一部は「広瀬」という姓についてのものだった。もちろんそこには何かしらの意味なり必然性なりがあるに決まっていて、であればそういうものとして受け入れるしかないのだけれど、とはいえ。
もっとも、アスカは惣流でも式波でもエヴァのパイロットである点には変わりがないのに対して、広瀬晏夕さんが今回2年以上にわたる沈黙を破って表舞台に姿を現したのは総合格闘技団体RIZINのラウンドガールである "RIZINガール" の座を勝ち取るためだった*1ので、そこはアスカファンの心情とは少し違うような気はする。ただ、かつて中村インディア女史が提唱していた「自分のために踊るのがダンサー、誰かのために踊るのが踊り子。アイドルはダンサーより踊り子に近い」という説を取るならば、ラウンドガールという立ち位置もやはりダンサーよりは踊り子に近く、ある種の連続性があると言えなくもない。
何より、式波は惣流とはまた違うアスカだとしても、それでもアスカが一切出てこない序よりはアスカが出てくる破やQの方が俄然自分好みだったのは疑いの余地もないし、Qの劇中では誰もアスカのことを式波と呼んでいない*2ので実は惣流という可能性だってある。ここから論を飛躍させると、晏夕ちゃんが表舞台に出てこない日常よりは晏夕ちゃんが表舞台に戻ってきた日常の方が刺激的ではあるし(これは実際わりとそう)、この先の未来でまたいつか歌って踊る小林晏夕さんに再会出来る日だってあるのかもしれない。
今度お手紙に書くためのメモ: わからないことはわからない、わかる振りはしない、でもわかりたい気持ちはなくさない。「S極とN極の様にね」。
— KSK (@starrysky) November 14, 2016
いつかの自分のこのつぶやきは晏夕ちゃんに対してのファンレターを書く上でメモ代わりに記したものだと思うけど、この気持ちは今も変わらないし、エヴァも1995年から一貫してこういう話をやっているように思える(個人の感想です; もちろんこれが全てとは言わないけど)。わかろうとするのを諦めて離れてしまえば傷つくことはないけど、わかろうと思ったら傷つくことも織り込んだ上で実際に近づいて触れてみるしかない。とりあえず広瀬晏夕さんが初めてRIZINガールとしてリングを歩く予定のRIZIN 22 / RIZIN 23のチケットは取った。これからもわかろうとする気持ちを大切にしていきたい。
P.S. 表題は当然アニメ八話「アスカ、来日」の英題、 "Asuka Strikes!" より。これからのらぶあんゆ旋風に心をブンブン振り回されたい私やあなたは晏夕ちゃんの各種SNSをフォローしておくのがよいと思われる。
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P.P.S. そもそも晏夕ちゃんにアスカの影を重ねてしまうのは今に始まった話ではない。識者もそう言っておられる。
赤トリガー衣装に身を包み、ご自慢の長髪をなびかせてガン踊る小林晏夕さんを観ていると無意識のうちに惣流・アスカ・ラングレーを重ねてしまいます。自分がアスカ派だからなのかもしれませんが。
— KSK (@starrysky) May 5, 2016
エヴァ見とらんけど今一番日本でアスカのコスプレをさせたいアイドルは小林晏夕さんということは把握してる
— あきづき (@akimochi) August 22, 2014
*1:その後、SHOWROOMオーディション予選Bブロックを1位通過したことで晴れてRIZINガールの座を射止めた
*2:エンドロールでも全キャスト役名表記なし; これは序から