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私はすこしおしゃべり

ことばじゃなくて 態度でもなくて 心の奥 わかりたい

小林晏夕ルイ・ヴィトン説とグリコの話。

(はじめに: これはあくまでいち小林晏夕さんファン、いちTPDファンの3年5ヶ月にわたる個人的な経験に基づく主観100%の文章です。解釈の是非について論争するつもりは毛頭ないので、「自分の知ってるのと違う!」と思っても説得しにかからないでください(代わりにあなたがあなたの解釈をまとめて発信されるとよいと思います)。また、この文章を読んで現場に出向いた結果が想像と違ったとしても責任はとれません。ただ、書いているのは自分自身で本当に思って/信じていることだけです。そういうゆるふわな文章としてお楽しみください)

邪馬台国畿内説」みたいな感じで、「小林晏夕ルイ・ヴィトン説」というのを昨年くらいから飲み会で唱えるようになった。別に偉い学者の裏付けなんてない、単なるファンの思い込みレベルの話とはいえ、何度か説明しているうちに大枠を言葉に出来るようになってきたので、自分で忘れないようにまとめておこうと思う。

小林晏夕ルイ・ヴィトン説」というのは平たく言うと「小林晏夕さんのファンへの対応はルイ・ヴィトンのブランド哲学に通ずるものがある」という話だ。別に自分もヴィトンについて詳しいわけではないのだけれど、この記事を読んで面白いなぁと思ったので記憶に残っていた(ヴィトンのくだり以外も面白いし、未読なら全部読んでみてほしいくらい)。

面白かったのは、日本のルイ・ヴィトンの社長のプラトーさんという方とある講演で、ルイ・ヴィトンのかばんは30万とか50万はしますよね、と話をしてたときのことです。僕はプレゼントでルイ・ヴィトンのかばんを僕自身で買いたくてもなかなか買えないので、安くしてもらえませんか?と大胆な質問をしたら、うちは申し訳ないけどディスカウントはしません、と。ただし、30万円のかばんを買えない人でも同じ素材を使ってうちは5万円の財布を売ってます、財布というカテゴリの中では一番高い商品です、5万円の財布を買えない人には犬の首輪をうちは売ってます、1万円で売ってます、猫の首輪ならもっと安いです、いろんなそのキーホルダーならもっと安いです、と。それぞれのカテゴリでは一番高いものをうちは売っていて、決してディスカウントはしない、と。だけど同じノウハウ、同じ素材を使っていろんな商品展開をしている、だから実はルイ・ヴィトンというのはいわゆるブランド商品ではなくて、ライフスタイル全体を提供しているものだ、と。

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では肝心の小林晏夕さんのファンへの対応はどうなのかというと、個人的には小林晏夕さんくらい「打てば響く」という言葉を体現したアイドルは他にはいないんじゃないかと思うくらい凄い。喋る度にいつも「この人は本当に頭がいいし深く物事を考えているなぁ」と思わされるし、こちらが使った印象的なフレーズを的確なタイミングで投げ返してくるし、軽い話には現役女子高生っぽいノリで返してくれるし、真面目な話をすればステージに立つプロとしての意識で以て返してくれるし、何より距離感を尊重してくれるのがめっ好き。
これだけで終わるとルイ・ヴィトンとの繋がりが全くわからないのでもう少しちゃんと説明すると、彼女の真価は来るファンのカテゴリに合わせて適した対応をとれるところなのではないか、そしてその各カテゴリに対しては最上級の対応で臨んでいるのではないか、というのが「小林晏夕ルイ・ヴィトン説」で言わんとするところだ。もっと噛み砕いて言うと、今日初めて来たファンと何年も通ったファン、同世代の女子ファンと数十歳も年上のファン、自分を推しているファンと他メンバーを推しているファン、TPDが本現場のファンと他現場メインのファン、憧れや尊敬の気持ちで見ているファンと恋愛感情を抱いて見ているファン、カジュアルなファンと重いファン、etc... 握手列に並ぶファンは多種多様だし、全員を同じように扱っているとは決して言えないかもしれないけれど、それでも各カテゴリへ出来得る限り最上級の対応をしていると思うし、それは上に挙げたルイ・ヴィトンのブランド哲学に通ずるものがあるのでは、というのが「小林晏夕ルイ・ヴィトン説」の主張である。
あとこれは今考えた付け足しだけど、可愛いのに強いところもヴィトンっぽい。こういう要素も入れておかないと「相手の出方に応じて取り組み方を変える、これは"技のデパート"舞の海に通ずるものがあるのでは」などという説が生まれてしまいかねない。

…などとここまでさんざっぱら「晏夕ちゃんのファン対応は凄い」みたいなことを言っておいて手のひらを返すようで申し訳ないのだけれど、こうした握手やらサインやら2ショットやらは全部"グリコのおまけ"みたいなもので、極論なくなったって構わない、どうってことない。グリコに当たるものは何か? そんなのまずはライブ、一にも二にもライブである。ステージ上でのライブパフォーマンスこそが一番の魅力だし、そういう意味では本質は現場にしかない。じゃないとPLAYxLIVE 1x0にあんなに通わないし、2016年まで通わない。昨年冬に出たライブBD/DVDは相当素敵な作品だけど、やっぱり現場で1回観る方が断然わかるし楽しめると思う。
小林晏夕ルイ・ヴィトン説で(いや、別にきっかけはこんな文章じゃなくたって何でもいい)ちょっとでも晏夕ちゃんや東京パフォーマンスドールに興味が湧いたら、一度でいいからTPDの9人が歌って踊っている様を生で観てほしい。名は体を表すという言葉の通り、パフォーマンスだけで心を掴めること請け合いのドールなので(でもなんで単数形なんだろうとはたまに思う。響きは圧倒的に単数形の方がいいけど)。ちょうど今は翌1月の1stフルアルバムリリースに向けて都内中心にリリースイベント中だし、その後は東名阪ツアーだし、まずは行きやすい現場に足を運んでライブを観て、その感想を伝えたくなったら券を握りしめて握手列に並べばいいと思う。一人一人のルイ・ヴィトン体験がそこから始まる、はず。多分。

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