私はすこしおしゃべり

ことばじゃなくて 態度でもなくて 心の奥 わかりたい

What is Love?

自分は肉体的にも精神的にも男性で、かつ異性愛者なので、女性アイドルが好きだという話を "普通の人" にするとしばしば「それってアイドルに対して恋してるってこと? 付き合えると思っているの?」みたいな問いを受けて辟易することになる。
現場で女性アイドルを観ている時の心境は憧れや尊敬、もっと開いて言うと「あんな風に歌って踊って観客を魅了出来たら絶対に気持ちいいだろうな、可愛い女の子に生まれたらあんな風になってみたかったな」という叶うことのない自己投影みたいな気持ちなのだけど、こういう話を付き合いの浅い人にしても相手も反応に困るだろうというのは容易に想像がつくので「いやー、別にそういうわけでもないんですけど」などとヘラヘラして取り繕うことになる。
ただ、こういう話を強調し過ぎると「自分が好きなアイドルには女性としての魅力が乏しいと思っている」みたいにねじれて伝わりかねないし、そもそも恋に近い目線・普通の女性を見るのに近い感覚で観ているアイドルだって何人かはいるし、「こ、これはそういうんじゃないし! そういうんじゃない、はずなのに…」みたいに見方が変わるアイドルもゼロではないので、あんまりはっきりさせない方がよいこともあるのかなぁとここ数年で思うようになった。
あと、やっぱり長いこと観ていると思い入れは深くなるし、好きになればなるほどに「幸せでいてほしいな、悲しい思いをすることがないといいな、暖かい場所でよく眠れているといいな」みたいな気持ちが湧いてきて、世間的にはこういう感情のことをきっと「愛」と呼ぶのではなかろうかと思うのだけれど、かといって冒頭の問い、「アイドルに対して恋してるの?」に対して「愛してます」と答えるともっとヤバい人になってしまうので、これも上手く伝えるのが難しい。

本日2020/11/9に22歳のお誕生日を迎えた晏夕ちゃん(RIZINガール2020の広瀬晏夕さん。めっかわ)のニックネーム「らぶあんゆ」はこうした数々の問題をまるっと解決してくれるので凄い。何せ公式ニックネームがらぶあんゆなのだ。ファンが晏夕ちゃんに対して激らぶあんゆ状態であっても何の問題もない(らぶあんゆはLove-Anyuなので晏夕ちゃんを好きという状態を指すのにも使えるはず、と勝手に思ってそういう意味でも使っている)。2013年夏に当時14歳の晏夕ちゃんのパフォーマンスに心を奪われたのがきっかけでファンになってもう8年目、15歳のお誕生日に代々木VIVID STUDIOに花束を持っていった(今思い返せばあれは人生で初めて花束を買った経験だった)晏夕ちゃんが今日で22歳と聞くと時の流れの早さに目を回してしまいそうになるけれど、晏夕ちゃんを観ていると「好きだなぁ」「好きになって、ずっと観てきてよかったなぁ」と思う瞬間が沢山(そう、本当に沢山!)あって全然飽きない。これからもそういう「らぶあんゆ」としか形容しようのない思い出を一つ一つ大切に、そして自分勝手に積み重ねながら、晏夕ちゃんの活躍を観ていけたらいいなぁと願ってやまない。

「アイドル*1に対して恋してるの?」
「恋じゃないです、らぶです。らぶあんゆです」

P.S. 晏夕ちゃんのSHOWROOM配信に影響されて家事をする時にK-Popを聴き流すようになったのだけれど、キャッチーな音に弱いのでTWICEやITZYが流れてくるとつい集中して聴いてしまう。MORE & MOREもFeel Specialも最高だけど、一番好きなのはこれかもしれない。
open.spotify.com

晏夕ちゃんもTikTokで踊ってるので要チェック!
vt.tiktok.com

*1:もちろん今の晏夕ちゃんの職業がアイドルかというとそうではないのだけど、でも広末涼子Perfumeが自分にとってはアイドルであるのと同様、晏夕ちゃんもアイドルです(アイドルでもあります、の方がより正確かも)